ポルナレフ状態
初見だとジョジョファンでも意味を推測することが難しい「ポルナレフ状態」という言葉。
ネット上でよく見かけますが、どのような状態を指すのでしょうか?
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ポルナレフ状態の意味
ポルナレフ状態(ぽるなれふじょうたい)とは「想像を超える事態に直面し、理解できずに混乱している状態」というような意味の言葉です。
何が起きたかわからず混乱しているようなときに「ガチでポルナレフ状態なんだけど」と言ったりします。
この言葉は由来を知らないと訳がわからないと思うので、以下で紹介します。
ポルナレフ状態の由来
ポルナレフは「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画に登場するキャラクターの名前で、フルネームは「ジャン=ピエール・ポルナレフ」と言います。
このポルナレフが作中で、宿敵DIOのスタンド能力に接した際、理解不能な事態に直面し混乱したことが「ポルナレフ状態」の由来になっています。
スタンドとは超能力をビジュアル化したもののことで、DIOのスタンドは当時としてはぶっちぎりで最強の能力を持っており、相手は何をされたかわからないうちに倒されてしまいます。
ポルナレフが何をされたかわからなかったのも当然です。
ポルナレフは幸いにもその場で倒されることはありませんでしたが、DIOの元へ向かおうとしたところ、「階段を上ったら階段を下りていた」という理解不能な状態に陥ります。
このことを仲間に伝えるときにポルナレフは『あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! おれは奴の前で階段を登っていたと思ったらいつのまにか降りていた。 な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…』という名言を残しています。
ちなみに「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」は2015年のアニメ流行語大賞金賞を受賞しています。
以上が「ポルナレフ状態」の由来です。
もしまだ「ジョジョ」を読んだことがなければ、ぜひ読んでみることをお勧めします。
名作中の名作です。
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