「1クール」や「クールな人」など、色々な場面で使われる「クール」というカタカナ語。
複数の意味がある言葉なので、混乱しないように、それぞれの意味を把握しておきましょう。
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クールの意味
クールには3つの意味があります。
1つ目は「冷たいさま・冷静であるさま」という意味。
「クール宅急便」や「クールな反応」という場合はこの意味です。
人の態度については「冷淡・冷ややか」などのように、ややネガティブな意味で使うこともあります。
2つ目は「カッコいいさま」という意味。
これは上記の意味から派生したスラング(俗語)で、現在では広く浸透しています。
3つ目は「連続番組の放送期間の単位」という意味です。
「1クール(わんくーる)」は「3か月(13週)」を意味し、毎週1回放送する番組であれば13回で1クールです。
「2クール」であれば、26回になります。
カタカナでは全て「クール」ですが、上の2つは英語の「cool」、3つ目はフランス語の「cours」が元になっている点が異なります。
クールの使い方
<冷たいさま・冷静であるさまという意味>
- 練習後のクールダウンを行う。
- 毎年、夏に行われる「クール・ビズ」の反対語は「ウォーム・ビズ」である。
- どんな事態に遭遇してもクールな対応ができる人。
<カッコいいさまという意味>
- 最高にクールな曲に出会った。
- クールで便利なwebサイト。
<連続番組の放送期間の単位という意味>
- 視聴率が低いために、1クールで終了したドラマ。
- 1クールのレギュラーよりも1回の伝説。
というように使います。
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