パトロン
パトロンには「若い女の子を愛人にするおじさん」というようなイメージがありますが、必ずしもいかがわしい意味の言葉ではありません。
パトロンは歴史的にも重要な意味を持っている言葉です。
パトロンの意味を知り、適切に使えるようにしておきましょう。
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パトロンの意味
パトロン(patron)は「支援者」や「保護者」という意味の言葉です。
パトロンは様々な分野で使われている言葉ですが、特に芸術分野ではよく使われており、古代よりパトロンが芸術家たちを援助することで、重要な芸術作品が生み出されてきた歴史があります。
この他、慈善団体や福祉団体を援助している人や組織もパトロンですし、ビジネスをサポートする場合などもパトロンです。
また、金銭面の援助だけに限らず、人脈面や社会的な信用を得るための援助をする人などもパトロンといいます。
現代では上記の意味から派生して「女性を金銭的に援助する見返りとして愛人にする人」という意味でもパトロンという言葉が使われており、この場合は「パパ」ということも多いです。
パトロンの語源
パトロンの語源はラテン語の「pater(パテル)」であり、これは「父」という意味の言葉です。
「パテル(父)」が長い年月を経て「パトロン(支援者)」に変化し、再び父を意味する「パパ」に変化したのはなんだか興味深いですね。
パトロンの使い方
- 研究資金が足りなくなったので、パトロンである企業に連絡した。
- ずっと支援してくれていたパトロンに恩返しする時が来た。
- 生活が苦しいから、だれかパパ(パトロン)になってくれない?
というように使います。
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