桃源郷
「桃源郷(とうげんきょう)」はなかなかインパクトのある言葉で、見聞きしたら印象に残る言葉です。
この記事では「桃源郷」の意味や使い方についてわかりやすく解説していきます。
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桃源郷の意味
桃源郷は「俗界を離れた別世界」という意味の言葉で、「理想郷」や「シャングリラ」と同じように、「楽園」というような意味で使われています。
「俗界(ぞっかい)」は「世間一般の人たちが住むところ」という意味の言葉。
したがって、桃源郷の意味を正確に言うと「世間一般の人たちが住むところを離れた別世界」となり、簡単に言うと「楽園」となります。
桃源郷の語源
桃源郷はもともと中国の詩人が書いた「桃花源記(とうかげんき)」という作品の中に登場する架空の場所の名前です。
桃花源記の中で桃源郷は「戦乱を避けて移り住んだ人々が数百年にわたって平和に暮らしていた別天地」とされています。
桃源郷の使い方
- 山奥の秘湯から見る景色は、まるで桃源郷のように素晴らしいものだった。
- 新しい知事が僕らの街を桃源郷にしてくれることを夢見て、投票に行ってきた。
- 僕の生まれ育った村は田舎で何もないけれど、自然が美しく、なにより良い思い出がたくさんあるので、僕にとっては桃源郷なのです。
というように使います。
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