「伝承(でんしょう)」はその意味から、お店の名前などにも使われることが多い言葉です。
伝承はどのような意味の言葉でしょうか。
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伝承の意味
伝承は、「伝え聞くこと」や「風習や言い伝えなどを受け継ぎ、後世へと伝えていくこと」という意味の言葉です。
漢字で見ると「伝」は「つたえる」という意味を持つ言葉であり、「承」は「うける」や「うけつぐ」という意味を持つ言葉です。
「伝」がつたえる側で「承」がうけつぐ側を意味しており、この2つの言葉を合わせた「伝承」は「受け継ぎ伝える」という意味の言葉になります。
伝承は歴史の重さが感じられる言葉であるため、長い歴史がありそうな料理店の名前などに使われていることも多いです。
例えば「伝承ラーメン」や郷土料理を提供する「伝承園」や豆腐屋さんの「伝承館」など、このほかにもかなり沢山あります。
また、技や知識などを伝承している者のことを「伝承者(でんしょうしゃ)」と呼ぶこともあり、有名な漫画である「北斗の拳」では主人公が北斗神拳という拳法の「伝承者」として活躍しています。
伝承の使い方
- かやぶき屋根の葺き替え工事は伝承によって、その技術が現在まで生き続けている。
- 家の近所にある「伝承芸能ホール」という施設は、その名前にふさわしく、古典落語会を頻繁に開催している。
- 職人が弟子をとらないまま引退してしまうと、その技術は伝承されずに途絶えてしまう。
というように使います。
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