忌まわしい
「忌まわしい記憶」などのように使う「忌まわしい」という言葉。
「いまわしい」と読みます。
「忌まわしい」には複数の意味があります。
混乱しないように、正しい意味を理解しておきましょう。
この記事では「忌まわしい」の意味や使い方についてわかりやすく解説していきます。
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忌まわしいの意味
「忌まわしい」は、二つの意味をもちます。
一つ目は「不吉である」「縁起が悪い」という意味です。
この意味では「忌まわしい夢」などのように使います。
これは「不吉な夢」や「縁起が悪い夢」という意味になります。
二つ目は「嫌な感じである」「不愉快である」という意味です。
この意味では「忌まわしい記憶」などのように使います。
これは「嫌な記憶」や「不愉快な記憶」という意味になります。
「忌まわしい」は「嫌って避ける」を意味する動詞の「忌まう(いまう)」を形容詞にした言葉です。
「忌」には「神聖なものに対する禁忌」と「穢れたものに対する禁忌」の相反する二つの意味があります。
「忌まわしい」の場合は、「穢れ」の方の意味で使われています。
また、似た言葉の「忌々しい(いまいましい)」は「腹が立つ」を意味する別の言葉なので、使い分けるようにしましょう。
忌まわしいの使い方
<不吉である、縁起が悪いという意味>
- 大きな黒い蛇が出てくる忌まわしい夢を見た。
- かつて大勢の人が亡くなった忌まわしい場所。
<嫌な感じである、不愉快であるという意味>
- 忌まわしい過去を忘れ去り、楽しく過ごす。
- 忌まわしい記憶が蘇ってくる。
などのように使います。
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