いきり立つ
「いきり立つ」という言葉をご存じでしょうか?
「いきり立って反論する」などのように使いますが、イマイチ意味がわからないという方も多いと思います。
そこで、この記事では「いきり立つ」の意味や使い方を分かりやすく解説していきます。
小説などでもよく使われる言葉なので、正確な意味を理解しておきましょう。
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いきり立つの意味
いきり立つは「怒りを抑えきれずに興奮する」という意味の言葉です。
激しい怒りにより、興奮状態に陥っていることを言います。
「いきり立つ」は、漢字で書くと「熱り立つ」。
「熱り(いきり)」は「熱気」や「湯気」を意味します。
「いきり立つ」は、もともと「熱きれる(いきれる=熱気でむっとする)」という言葉から生じた言葉です。
「いきり立つ」は、怒りで熱くなっている状態をイメージすると分かりやすいと思います。
いきり立つの類語
「いきり立つ」の類語には次のような言葉があります。
息巻く(いきまく):息づかい荒く怒る。
猛り立つ(たけりたつ):ひどく興奮する。
憤り(いきどおり):腹を立てること。
逆上する(ぎゃくじょうする):頭に血が上り、取り乱すこと。
癇癪を起こす(かんしゃくをおこす):些細な事で、激しく怒り出すこと。
いきり立つの使い方
- いきり立った上司に、さんざん怒鳴られた。
- いきり立つ馬を、なだめようとする騎手。
- あれほどいきり立っていた陰茎が、今や見る影もない。
などのように使います。
「いきり立つ」は、人間だけではなく、動物や身体の一部について使うこともできます。
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