崇める
「神を崇める」などのように使う「崇める(あがめる)」という言葉。
なんとなく理解していても、意味をはっきりと説明できる方は少ないかもしれません。
「崇める」は、漢字の成り立ちを知るとより理解が深まります。
そこで、この記事では「崇める」の意味や使い方のほか、漢字の成り立ちについても解説していきます。
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崇めるの意味
「崇める」は「この上なく尊いものとして敬う」という意味の言葉です。
「敬う」の最上の表現と理解するとわかりやすいでしょう。
「敬う」は「人や神仏を尊んで、行動や態度に表す」という意味の言葉で、「敬う」がお年寄りなどの身近な対象に対して使えるのに対して、「崇める」は神仏などの絶対的な存在に対してのみ使うという違いがあります。
崇の成り立ち
「崇」は 「山が高く大きいこと」を表す形声文字です。
「形声文字(けいせいもじ)」とは、「音声を表す文字と意味を表す文字を組み合わせた文字」のこと。
「崇」は音声を表す「宗」と、意味を表す「山」を組み合わせてつくられています。
高大な山を敬う気持ちを想像すると、「崇める」の意味を理解できるかもしれませんね。
崇めるの使い方
- 山を神として崇める。
- イエス・キリストを救世主と崇める。
- 恩師を神様のように崇める。
などのように使います。
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