一般的に良い意味で使うことが多い「絆(きずな)」という言葉。
しかし、実はネガティブな意味も持つ言葉です。
名前に使う場合は、両方の意味を知っておいた方が良いでしょう。
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絆の意味
絆は「人と人との断ちがたい結びつき」を意味する言葉です。
「絆」は基本的に良い意味で使うことが多いです。
「友情」や「信頼」や「助け合い」といった意味合いですね。
一方で、「絆」は「枷(かせ)」という意味も持ちます。
「枷」は「自由を束縛するもの」という意味の言葉。
もともと「絆」は「馬や牛などをつないでおく綱」を意味する言葉です。
「半」は「牛」、「糸」は「牛をつなぐ綱」を表します。
ここから、「絆」は「しがらみ」や「束縛」という意味で使われていましたが、1980年代頃から肯定的な意味で使われるようになったようです。
絆の使い方
- 昔の仲間との絆はいつまでも変わらない。
- 夫婦の絆を強める。
- 家族の絆を深める。
というように使います。
語原を考えると「絆を強める」が正しいですが、「絆を深める」も誤用ではありません。
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