「著しい成長」というように使う「著しい(いちじるしい)」という言葉。
「著しく~」という形で使うことも多く、よく目にする言葉です。
ここでは「著しい」の意味や、似た言葉の「甚だしい(はなはだしい)」との違いについて解説していきます。
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著しいの意味
著しい(いちじるしい)は「はっきりとわかるほど目立つさま」や「めざましいさま」という意味の言葉です。
「めざましいさま」は「びっくりするほど素晴らしいさま」という意味の言葉。
「著しい成長」で「際立って目立つ成長」や「びっくりするほど素晴らしい成長」という意味になります。
「著しい」を分解すると、「いち」は「程度を強める接頭語」であり、「しるし(著し)」は「明白であるさま」を意味します。
2つをくっつけた「著しい」で上記のような意味になります。
似た言葉の「甚だしい(はなはだしい)」は「普通の度合いをはるかに超えているさま」という意味の言葉。
「著しい」が良い意味でも悪い意味でも使うのに対し、「甚だしい」は主に悪い意味で使う言葉です。
著しいの使い方
- 研究が著しい進歩を遂げる。
- インフラの老朽化が著しい。
- 経済が著しく発展する。
というように使います。
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