「内容が希薄」や「問題意識が希薄」など、よく耳にする「希薄(きはく)」という言葉。
何となく意味を理解している人も多いかもしれません。
「希薄」とはどのような意味の言葉なのでしょうか。
スポンサーリンク
希薄の意味
希薄(きはく)は「気体や液体の濃度が低いこと」や「要素が乏しいこと・気持ちや意欲などが弱いこと」という意味の言葉です。
「酸素が希薄」で「酸素濃度が低い」、「内容が希薄」で「内容が乏しい」、「感情が希薄」で「感情が弱い」という意味になります。
漢字を見ると「希」は「うすい」、「薄」も「うすい」や「少ない」を意味する漢字です。
漢字の意味から「希薄」は「うすいこと」と簡単に理解してもわかりやすいです。
上記の例でいえば「酸素がうすい」、「内容がうすい」、「感情がうすい」で意味が通ります。
ちなみに、「希」は「稀」と表記することもありますが、「稀」は人名漢字なので、常用漢字の「希」を使うのが一般的です。
希薄の使い方
- 空気が希薄で息苦しい。
- 感情が希薄で何を考えているかわからない。
- 希薄な人間関係を改めるつもりだ。
というように使います。
スポンサーリンク