周知
「周知徹底」という四字熟語でもよく耳にする「周知」という言葉。
「しゅうち」と読みます。
「周知」はよく聞きますし、重要な意味の言葉なので理解しておきましょう。
この記事では「周知」の意味や使い方について、わかりやすく解説していきます。
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周知(しゅうち)の意味とは
周知は「広く知れ渡っていること」や「広く知らせること」という意味の言葉です。
「すでに知られていること」と「これから知らせること」の2通りの意味があるので状況によって使い分ける必要があります。
例えば「周知の事実」といった場合は「すでに広く知れ渡っている事実」という意味になりますし、「周知させる」といった場合は「これから広く知らせる」という意味になります。
漢字を見ると、「周」は「あまね」とも読み、「広くゆきわたる様子」という意味を持っている言葉で、「知」はそのまま「しる」という意味です。
したがってこれらを組み合わせた「周知」は上記のような意味の言葉になります。
周知の使い方
<広く知れ渡っていることという意味>
- タバコが健康に悪いことは周知の事実だ。
- 周知のとおり、来月に健康診断を実施いたします。
<広く知らせることという意味>
- この法案の趣旨(しゅし)を周知させることが重要である。
- インフルエンザの予防方法を周知徹底するように。
というように使います。
「周知の事実」や「周知徹底」という言い回しはよくされるので、覚えておくと良いでしょう。
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