余韻の意味とは?

日常的によく使う「余韻(よいん)」という言葉。
あまり見慣れない「韻」という漢字が使われていますが、漢字の意味を知ると理解も深まります。

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余韻の意味

余韻(よいん)は「かすかに残る音の響き」「耳に残る音の響き」という意味の言葉です。
鐘などが鳴り終わった後のかすかに残る音の響きや、音が鳴り終わった後も耳に残る響きなどのことを「余韻」といいます。
「余」は「残り」、「韻」は「音」を意味する漢字で、「余韻」は「余音」とも書きます。

ここから転じて「余韻」は「ことが終わった後に残る情緒」「詩文などで言外に感じさせる情緒」という意味でも使われます。
これは人間の感情を音に喩えた表現です。
例えば「映画の余韻に浸る」で「映画を見終わった後に残る感情に浸る」というような意味になります。

ちなみに「情緒」は「物事に触れて起こる様々の微妙な感情」という意味の言葉です。

余韻の使い方

  • 曲の終わりに笛の音が余韻を残す。
  • 当時の思い出の余韻に浸る。
  • 恐怖の余韻が引いていくのに時間がかかる。

というように使います。

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