雑誌の名前にもなっている「スピリッツ」というカタカナ語。
「スピリッツ」はもともと英語ですが、日本でもかなり浸透しています。
「スピリット」や「スピリチュアル」など、似た言葉もあるので、混乱しないようにしましょう。
まずは「スピリット」の意味から解説します。
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スピリットの意味
スピリット(spirit)は「精神」や「霊魂」という意味の言葉です。
物質世界から離れた人間の心を表します。
「幽霊」や「亡霊」という意味でも使われることがあり、単なる「心」ではなく、霊的なニュアンスを含む言葉です。
スピリッツの意味
スピリッツ(spirits)は「複数の精神」や「複数の霊魂」または「蒸留酒」を意味します。
スピリット(spirit)の複数形ですが、「蒸留酒」という意味でも使うので注意が必要です。
「スピリッツ」はむしろ「蒸留酒」という意味で使うことが多いです。
スピリチュアルの意味
最近よく耳にするようになったスピリチュアル(spiritual)は「霊的な」という意味の形容詞です。
「スピリチュアルメッセージ」で「霊的なメッセージ」という意味になります。
これは神様からのお告げや亡くなった人からのメッセージなどのことです。
スピリッツ・スピリット・スピリチュアルの使い方
- 祖先の偉大なスピリッツが現代に受け継がれている。
- 日本の酒税法ではウィスキーはスピリッツに該当しない。
- 日本人選手が国際大会でサムライスピリットを見せつける。
- スピリチュアルな世界に興味がある。
というように使います。
カタカナ語の場合は「スピリッツ」と「スピリット」はあまり区別されません。
それほど気にしなくてもいいでしょう。
ただし、「蒸留酒」という意味で使う場合は注意が必要です。
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