お米の銘柄名にもなった「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」という言葉。
難しい漢字が使われていますが、どのような意味でしょうか。
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青天の霹靂の意味
青天の霹靂は「突然起きた驚くような出来事」という意味の言葉です。
「青天」は「青空」、「霹靂」は「雷」を意味し、「霹」や「靂」の一字だけでも「雷」という意味があります。
晴れ渡った青空に突然激しい雷が発生するさまを喩えにして、突然起きた驚くような出来事を「青天の霹靂」と言います。
ちなみに「青天」を「晴天」と書くのは誤りです。
難しい漢字の「霹靂」は「雷」の古い表現で、「青天の霹靂」はもともと900年近く前の中国で活躍した詩人が使った言葉です。
青天の霹靂の使い方
- 突然別れ話を切り出されるとは、まさに青天の霹靂だ。
- 急に息子の結婚が決まり、青天の霹靂のようである。
- 青森のブランド米「青天の霹靂」が誕生した。
というように使います。
「青天の霹靂」は良い意味でも悪い意味でも使えます。
青天の霹靂の類語
- 寝耳に水(ねみみにみず)
- 寝耳に擂粉木(ねみみにすりこぎ)
- 藪から棒(やぶからぼう)
- 足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足元から煙が出る(さしもとからけむりがでる)
などが「晴天の霹靂」の類語です。
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