美しい日本語の「紡ぐ(つむぐ)」。
「言葉を紡ぐ」というように使いますが、どのような意味の言葉でしょうか。
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紡ぐの意味
紡ぐ(つむぐ)は「綿や繭(まゆ)から繊維を引き出し、よりをかけて糸にする」という意味の言葉です。
この時に用いる道具を「錘(つむ)」といい、この「つむ」が動詞になった言葉が「つむぐ」です。
「錘」は常用漢字ではないため、「紡」という字が使われています。
「紡ぐ」は上記の意味から転じて比喩的に「言葉をつなげて文章を作る」という意味でも使います。
「言葉」が「繊維」で「文章」が「糸」に喩えられています。
様々な言葉を選んで、一つの文章や物語を作り出すことを「紡ぐ」と比喩的に表現します。
また、「紡ぐ」は文章や物語以外にも「人生を紡ぐ」や「夢を紡ぐ」などのようにも使います。
一つ一つの出来事や行いが「人生」や「夢」を形作っていく、というような意味です。
紡ぐの使い方
- 新素材の繊維で糸を紡ぐ。
- 言葉を紡ぎ、思い出を語る。
- 自分の人生を紡ぐ。
というように使います。
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