間違えて使われることも多い「ひいては」という言葉。
正しく使えるように意味を理解しておきましょう。
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「ひいては」の意味
「ひいては」は漢字で表記すると「延いては」となり、「ひいて」を強めた言葉です。
「ひいて」や「ひいては」は、前文を受けて事柄の範囲がさらに広がることを表すときに用います。
例えば、「情報技術の発展が、ひいては科学技術全般の発展に寄与する」というように使います。
これは「情報技術の発展は、それだけにとどまらず、さらには科学技術全般の発展にも繋がる」という意味です。
「ひいては」は「さらには」や「その結果」という意味で簡単に理解してもわかりやすいです。
「ひいては」は「しいては」と間違えることも多いので注意が必要です。
「しいては」は「強いる(=強制する)」を誤用した言葉であり、「しいては」という言葉は存在しません。
「ひいては」の使い方
- 君が責任を問われ、ひいては君の親にまで迷惑がかかる。
- 目の前の人に親切にすることが、ひいては世の中を良くすることに繋がるのだ。
- 一企業のみならず、ひいては業界全体に影響が出る。
というように使います。
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