純粋
「純粋(じゅんすい)」は非常によく聞く言葉で、日常的にもよく使われています。
意外にも「純粋」の意味は1つではなく、複数あるので、この記事ではそれぞれの意味や使い方について解説していきます。
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純粋の意味とは
純粋には主に3つの意味があります。
1つ目が「混じりけのないこと」という意味です。
これは物質的に混じりけがないことを意味しており、「純粋な水」というように使われます。
2つ目が「邪念や私欲がないこと」という意味です。
これは精神的に綺麗で混じりけがないことを意味しており、「純粋なこころ」というように使われます。
3つ目が「そのことだけをひたむきに行うこと」という意味です。
これも精神的な意味で、意思に混じりけがないことを表しています。
「純粋に夢だけを追いかける」というように使います。
日常的にはあまり意味を区別せずに使っているかもしれませんが、改めて見てみると確かに違う意味です。
いずれもよく使われる意味なので、しっかりと理解した方が良いでしょう。
純粋の使い方
<混じりけのないことという意味>
- 純粋な水はとても透明度が高い。
- 純粋な金のことを24金という。
<邪念や私欲がないことという意味>
- あのころの純粋な気持ちを思い出した。
- 友人の純粋な気持ちに心を打たれた。
<そのことだけをひたむきに行うことという意味>
- 純粋に学問を究める(きわめる)ことだけを考えている。
- 夢だけを純粋に追い求め、気が付いたら中年になっていた。
というように使います。
1番上の例文で「純粋な水」としましたが、純粋な水のことを「純水(じゅんすい)」という場合もあり、「純粋」と「純水」の発音は全く同じなので混同しないようにしてください。
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