「終始一貫した態度」というように使う「一貫(いっかん)」という言葉。
「貫」は重さの単位にも使われる言葉です。
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一貫の意味
一貫(いっかん)は「一つの方法や態度を初めから終わりまでつらぬき通すこと」という意味の言葉です。
「貫」は訓読みで「つらぬく」と読み、「最後までやり抜く」という意味を持ちます。
「一つのこと」を「最後までやり抜く」で「一貫」です。
「一貫」は良い意味で使うことが多く、最後までブレずに筋を通してやり抜く場合などに使います。
「頑固」というネガティブな意味合いでは「一徹(いってつ)」という言葉が適しています。
また、「貫」は重さの単位としても使われており、「一貫」は約3.75kgです。
この単位は1959年の計量法改正により、一般的ではなくなりました。
一貫の使い方
- 一貫して態度を変えることがなかった。
- やることが首尾一貫している。
- 話に一貫性があり、信用できる。
- 中高一貫教育を実施する。
というように使います。
「一貫」は「一貫性」や四字熟語として使われることも多いです。
「中高一貫教育(ちゅうこういっかんきょういく)」は「中学校と高校の教育に一貫性を持たせた教育方式」のことで、これを行う学校を「中高一貫校」といいます。
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