幅広い意味のある「えぐい」という言葉。
最近では、本来の意味よりも、若者言葉として耳にする機会が多い言葉です。
スポンサーリンク
「えぐい」の意味
「えぐい」は「どぎつい・グロい」「厳しい・つらい」「すごい」などの意味を持つ言葉です。
「えぐい」はもともと「あくが強く喉を刺激するような味や感じ」という意味で使われていましたが、これが転じ、「どぎつい・グロい」、さらに「厳しい・つらい」「すごい」という意味でも使われるようになりました。
「えぐ味(えぐみ)」というような場合はもともとの意味で、若者言葉としてはそのほかの意味で使われています。
ちなみに、若者が会話でよく言う「えぐぅ~」は「えぐい」のことです。
「えぐい」の使い方
<あくが強く喉を刺激するような味や感じという意味>
- たけのこはえぐ味が強い。
- えぐくて食べられない果実。
<どぎつい・グロいという意味>
- スプラッター映画がえぐくて見ていられない。
- 裁判員裁判でえぐい写真を見せられた。
<厳しい・つらいという意味>
- 今年の夏の暑さはえぐい。
- えぐいスケジュールでバイトする。
<すごいという意味>
- えぐい重装備で戦いに臨む。
- えぐいフリーキックでゴールを決めた。
というように使います。
スポンサーリンク