畏怖
「畏怖の念を抱く」という言い回しでよく聞く「畏怖(いふ)」という言葉。
「畏」という見慣れない漢字が使われていますが、この漢字の意味を知れば「畏怖」の意味も理解しやすいと思います。
「畏怖」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
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畏怖の意味
畏怖(いふ)は「おそれおののくこと」という意味の言葉です。
「畏」は「うやまい、かしこまる」という意味を持つ漢字なので、「畏怖」は単に「怖がる」というだけでなく、「うやまい、かしこまる」というニュアンスを含みます。
「かしこまる」は「恐れ入って慎んだ態度をとること」、「おののく」は「恐怖などで震える」という意味です。
「神を畏怖する」や「自然の力を畏怖する」というように、自分の力ではどうすることもできないような圧倒的な存在に対して恐れるときに「畏怖」を使います。
畏怖の使い方
- 山に畏怖の念を抱く。
- 独裁者が畏怖の対象となっている。
- 神への畏怖を感じる出来事。
というように使います。
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