欺瞞
「欺瞞(ぎまん)」は、わりとよく耳にする言葉ではありますが、読みにくいですし、とても書きにくい言葉です。
見た目は難しそうですが、意外と意味はわかりやすい言葉なので、この機会に理解しておきましょう。
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欺瞞の意味とは
欺瞞とは「だますこと」や「あざむくこと」という意味の言葉です。
簡単に「嘘」という意味で理解しても良いと思います。
漢字で見ると、「欺」は訓読みで「あざむく」と読み、「瞞」は「だます」と読みます。
「欺く(あざむく)」も「瞞す(だます)」も共に「嘘を言って相手に本当だと思わせる」という意味なので、「欺瞞」は同じ意味の言葉を重ねた2字熟語ということになります。
また、「欺瞞」を用いた4字熟語に「自己欺瞞(じこぎまん)」という言葉もあり、これは「自分で自分の心をあざむくこと」という意味の言葉です。
自分の良心や本心に反した行動をとることですね。
欺瞞の使い方
- 欺瞞に満ちた言動の男。
- あの政治家は国民を欺瞞している。
- 自己欺瞞だと理解しているが、正当化しないとやっていられない。
というように使います。
「欺瞞に満ちた~」という言い回しはよくされます。
これは「欺瞞だらけの」という意味で、例えば「欺瞞に満ちた政治」や「欺瞞に満ちた人生」、「欺瞞に満ちた世界」などのように使います。
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「欺」は音読みで「あざむく」と読み・・・、とありますが、
音読みは「ぎ」で「あざむく」は訓読みでは? 入力違いのようです。
ご指摘ありがとうございます!
修正しておきます。