施行の読み方と意味とは?

多くの読み方がある「施行」という言葉ですが、よく使われる読み方は「しこう」と「せこう」の2つだけです。
ちょっとかたい言葉ですが、ニュースなどでもよく使われるので意味を知っておきましょう。

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施行の読み方

「施行」には「せぎょう」「しぎょう」「しこう」「せこう」の4通りの読み方があります。
「せぎょう」は「物を施し与える」という意味の仏教用語で、「しぎょう」は現在ではほとんど聞かれない読み方です。
したがって、一般的には「しこう」と「せこう」の2通りの読み方を理解しておけば問題ないといえるでしょう。

「施行」は一般的には「しこう」と読まれますが、法律関係では「執行(しっこう)」と紛らわしいので「せこう」と読みます。
読み方が違うだけで意味は同じです。

施行の意味

「施行」は「実際に行うこと」「法令の効力を発行させること」という意味の言葉です。

「施行」は特に法令について使うことが多いです。
法律は制定・公布されただけでは法的拘束力はなく、施行されて初めて拘束力を持ちます。
法律に力を持たせるための最後のステップが「施行」です。

施行の使い方

  • 新法が制定され、施行された。
  • 路上喫煙禁止条例を施行する。
  • 日本国憲法が施行後初めて改正されるかもしれない。

というように使います。

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