御意
「御意」は時代劇などで頻繁に登場する言葉です。
読み方はやや難しく、「ごい」ではなく、「ぎょい」と読みます。
「御意」はどのような意味の言葉でしょうか?
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御意の意味
御意には2つの意味があります。
1つ目は「お考え・お心」という意味。
「御意に従う」で「お考えに従う」という意味になります。
2つ目は「おっしゃる通り・お考えのとおり」という意味です。
「御意にござります」という場合はこの意味です。
時代劇ではよく、臣下が殿様の発言に同意して「御意」と言いますが、これは「御意にござります」の略語です。
いずれも貴人や目上の人などを敬って使われます。
貴人(きじん)は「身分や地位が高い人」という意味の言葉で、「きにん」ともいいます。
目下の人に「御意」と使うのは誤りなので注意が必要です。
「御意」はあくまでも目上の人に使う言葉だということですね。
御意の使い方
<お考え・お心という意味>
- 御意にかなうように行動する。
- 社長の御意に従う。
<おっしゃる通り・お考えのとおりという意味>
- はっ!御意にござります。
などのように使います。
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