ビジネスでよく使われる「リベート(rebate)」という言葉。
「割引き」と似ていますが、違う意味の言葉なので使い分けるようにしましょう。
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リベートの意味
リベート(rebate)は「支払い代金の一部を買い手に払い戻すこと」という意味の言葉です。
「割戻し(わりもどし)」や「キックバック」と同じ意味です。
例えば、商品を売って100円の支払いを受けた後、買い手に10円を払い戻した場合は「10円のリベート」になります。
似た言葉の「割引き」は支払代金そのものを減額するので、いったん支払いを受けてから払戻す「リベート・割戻し」とは明確に異なります。
「リベート」は、卸売業者などが販売した額などによって「販売助成金」などの名目で払い戻されることが多く、支払い基準が不透明であり、多額のリベートが賄賂として機能してしまうこともあるため、あまり良いイメージの言葉ではありません。
これらのことから、今日ではリベートを廃止する企業が増えています。
リベートの使い方
- 1億円のリベートを受け取る。
- リベートとして支払代金の10パーセントを受け取る。
- 販路拡大のために特別のリベートを提供する。
というように使います。
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