ビジネスでよく使われる「プロパー(proper)」という言葉。
社会人になったら理解しておきたい言葉です。
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プロパーの意味
プロパー(proper)には5つの意味があります。
1つ目は「固有であること」という意味です。
「哲学プロパーの問題」で「哲学固有の問題」という意味になります。
2つ目は「本来的であること」という意味です。
「プロパー社員」で「本来的な社員」つまり「正社員」や「生え抜き社員」という意味になります。
3つ目は「専門的であること」という意味です。
「経理プロパーの社員」で「経理専門の社員」という意味になります。
4つ目は「病院などに自社製品を売り込む販売担当者」という意味です。
医薬品業界で使われる場合はこの意味です。
5つ目は「掛け値なしの値段であること」という意味です。
実際よりも高く値段をつけることを「掛け値」といい、これを行っていないことを「プロパー」と言います。
「プロパー」は正しい値段であることを意味し、「正価(せいか)」や「正札(しょうふだ)」ともいいます。
「プロパー」は文脈によって意味が変わってくるので、混乱しないようにしましょう。
プロパーの使い方
<固有であることという意味>
- 数学プロパーの問題。
<本来的であることという意味>
- 非正規ではなく、プロパー社員である。
- プロパー職員が退職した。
<専門的であることという意味>
- 営業プロパーのベテラン従業員。
<病院などに自社製品を売り込む販売担当者という意味>
- 製薬会社のプロパーとして働いている。
<掛け値なしの値段であることという意味>
- プロパーの価格で販売する。
というように使います。
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