デジタル用語としてよく使われる「フォーマット(format)」という言葉。
「フォーマット」には複数の意味があるので、混乱しないようにしましょう。
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フォーマットの意味
「フォーマット(format)」はデジタル用語としては3つの意味で使われています。
1つ目は「ファイル形式」という意味です。
記録された情報の種類のことを「フォーマット」といいます。
画像情報であれば「JPEG(ジェイペグ)」、「GIF(ジフ)」などの「フォーマット」があります。
2つ目は「書式設定」という意味です。
Wordなどの文字や文書の設定のことです。
文字のサイズや種類(明朝体・ゴシック体など)、または用紙サイズの設定などを「フォーマット」といいます。
3つ目は「記憶媒体を使用可能な状態にすること」という意味です。
ハードディスクなどの記憶媒体を使用可能な状態にすることを「フォーマット」といい、「初期化(しょきか)」ともいいます。
「フォーマットする」という場合はこの意味です。
この他、「フォーマット」はデジタル用語以外でも「構成・様式」という意味で使われており、「番組のフォーマット」という場合はこの意味です。
フォーマットの使い方
<ファイル形式という意味>
- 多くのフォーマットに対応するソフトウェア。
- 古い時代のフォーマットはセキュリティが不安なものもある。
<書式設定という意味>
- 見やすいようにフォーマットを設定する。
- フォーマットをA4サイズに設定する。
<記憶媒体を使用可能な状態にすることという意味>
- ハードディスクをフォーマットする。
- フォーマットしたらデータが消えた。
というように使います。
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