見慣れない漢字が使われている「慟哭(どうこく)」という言葉。
日常会話ではあまり使われず、曲のタイトルや小説などで使われる言葉です。
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慟哭の使い方
慟哭(どうこく)は「悲しみのあまり、声を上げて激しく泣くこと」という意味の言葉です。
あくまでも、悲しみによって激しく泣くことが「慟哭」なので、「嬉しさのあまり泣くこと」や「感動のあまり泣くこと」は「慟哭」とはいいません。
その場合は「号泣」や「感涙」という言葉を使うと良いでしょう。
漢字をみると「慟」は訓読みで「なげく」と読み「大声で泣き悲しむ」、「哭」は訓読みで「なく」と読み「大声で泣く」という意味の言葉です。
2つを合わせると「悲しみのあまり声を上げて激しく泣く」という意味になります。
慟哭の使い方
- 訃報に接し、大いに悲しみ慟哭する。
- 傷ついた獣のような慟哭であった。
- 遠くで誰かの慟哭する声が聞こえる。
というように使います。
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