「パラダイムの転換」というように使われる「パラダイム(paradigm)」という言葉。
「パラダイム」は日本語に訳すとあまりしっくりこないため、カタカナ語として使われることが多いです。
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パラダイムの意味
パラダイム(paradigm)は「ある時代に支配的なものの考え方」という意味の言葉です。
パラダイムは時代によって異なり、例えば、現在は「地動説」や「進化論」が当たり前の考えですが、昔は「天動説」や「創造論」がパラダイムになっていました。
パラダイムは時と共に変化することが多く、パラダイムが変化することを「パラダイムシフト」や「パラダイムチェンジ」といいます。
「パラダイム」はビジネスなどの分野でも使われており、この場合は「組織内で共有するものの考え方」という意味になります。
「企業のパラダイムを変える必要がある」という場合はこの意味です。
「パラダイム(paradigm)」はもともと「範例」という意味の言葉ですが、科学史家のトーマス・クーンが著作に用いたことにより、現在の意味で使われるようになりました。
パラダイムの使い方
- 戦前と戦後でパラダイムは大きく変わった。
- ITの進歩によって、企業はパラダイムの転換を迫られている。
- 新説によりパラダイムシフトが起きた。
というように使います。
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