煽る
「煽る(あおる)」は、書きずらくて読みにくい字です。
この字をスラスラと書ける人はかなりの漢字マニアでしょう。
「煽る」には沢山の意味があるので、ここではよく使われる意味を3つほど解説していきます。
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煽るの意味
「煽る」の1つ目の意味は「風が物を動かす・風が火の勢いを強める」という意味です。
「風がカーテンを煽る」や「風が火を煽る」という場合はこの意味です。
2つ目は「相手を刺激して、ある行動をとるように仕向ける」という意味。
これは「煽動(せんどう)」と同じ意味です。
「扇動」とも書きます。
「危機感を煽る」という場合はこの意味です。
TV番組は視聴してもらうためによく危機感を煽っています。
3つ目は「前を走る車の後ろにぴったりと付き、車間距離をほとんどあけずに走る」という意味です。
「煽り運転」はこの意味です。
「煽る」にはほかにも意味がありますが、上記の3つの意味で使われることが多いです。
煽るの使い方
<風がものを動かす・風が火の勢いを強めるという意味>
- 風に煽られて木の葉が舞った。
- 風が火を煽り、火事の被害が増した。
<相手を刺激してある行動をとるように仕向けるという意味>
- 彼は煽るとなんでもやる。
- 世論を煽って権力を握る。
<ぴったりと付き車間距離をほとんどあけずに走るという意味>
- 後ろの車が煽ってくるので、とてもイライラした。
- 煽り運転は非常に危険である。
というように使います。
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