「所得控除」や「扶養控除」など、税額を計算するときによく目にする「控除(こうじょ)」という言葉。
難しそうな言葉ですが、理解してしまえば意外と簡単です。
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控除の意味
控除(こうじょ)は「金額などを差し引くこと」という意味の言葉です。
「税額控除」で「税額を差し引くこと」という意味になります。
税額控除があると税金が安くなるので、税金を納める側からすると「控除」は得になります。
よく目にする「扶養控除(ふようこうじょ)」は「扶養家族がいる場合に所得から一定額の控除を行うこと」という意味の言葉です。
「扶養家族」は「収入面で援助が必要な家族」という意味の言葉。
扶養家族がいるとお金がかかるので、その分、国に納める税金を安くする措置が「扶養控除」です。
ちなみに「所得金額から一定額を差し引くこと」が「所得控除」で、「扶養控除」は「所得控除」の一種です。
「控除」は税金関係以外でも使いますが、特に税金関係で使われることが多い言葉です。
控除の使い方
- 子供がいるので扶養控除を受けられる。
- 医療費の控除額を計算する。
- 何が控除対象になるのかが、イマイチわかりにくい。
というように使います。
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