感服
「すっかり感服した」などのように使う「感服」という言葉。
「かんふく」ではなく「かんぷく」と読みます。
似た言葉もあるので混乱しないようにしましょう。
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感服の意味
感服(かんぷく)は「深く感心して尊敬の念を抱くこと」という意味の言葉です。
人の行為などに深く感心し、尊敬する気持ちを感じることをいいます。
漢字をみると「感」は「心が動くこと」、「服」は「つき従う」という意味を持ちます。
漢字から、「感服」は単なる「尊敬」よりも「感動してついて行きたいと思うような深い尊敬」を意味してることがわかります。
感服と敬服の違い
敬服(けいふく)は「尊敬の念を抱いて従うこと」という意味の言葉で、「感服」とほとんど同じ意味ですが、敬意を払う対象に違いがあります。
「感服」は「その人の行為や技」に、「敬服」は「その人の日頃の振る舞いや、その人自身の性質」に対して感心し尊敬の念を抱く、というところに違いがあります。
感服の使い方
- まことに感服いたしました。
- 本を読み、大いに感服した。
- 感服しきった表情をしている。
などのように使います。
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