「オブザーバーとして参加する」というように使われる「オブザーバー(observer)」という言葉。
なんだか偉そうな印象のカタカナ語ですが、実はそんなに偉くありません。
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オブザーバーの意味
オブザーバー(observer)は「観察者」という意味の言葉です。
カタカナ語としては「会議などに特別に出席を許された人」という意味で使われることが多いです。
正式な出席者ではなく、特定の目的のために特別に出席を許された人が「オブザーバー」です。
したがって、正式な資格を持っている人とは違い、「議決権」や「投票権」は持ちません。
「発言権」についてはある場合とない場合の両方があります。
「国連のオブザーバー」と聞くと凄そうな印象を受けますが、これは「国連総会において議決権を持たない国」のことです。
この場合は、議決権はありませんが発言することはできます。
「オブザーバー(observer)」の語源はラテン語の「obsevare」で「監視する」という意味の言葉。
オブザーバーは発言できない場合もあり、その名の通り、見ているだけのこともあります。
オブザーバーの使い方
- 議会にオブザーバーとして参加している。
- オブザーバー資格を有している。
- 私はあくまでもオブザーバーである。
というように使います。
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