「クーデターが起きる」というように使う「クーデター(coup d’État)」という言葉。
今の日本ではまず起きませんが、国際ニュースで報じられることがあるので、意味を理解しておきましょう。
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クーデターの意味
クーデター(coup d’État)は「武力によって政権を奪うこと」という意味の言葉です。
大衆が蜂起する「革命」とは異なり、支配階級内部の人たちが武力で政権を奪うことを「クーデター」といいます。
日本で言えば、野党が自衛隊を味方につけて、武力で自民党を政権の座から引きずり下ろすようなものです。
軍が単独で動いてクーデターを起こすことも多いです。
選挙などの手段をとらないので、「クーデター」は非合法です。
「クーデター(coup d’État)」はフランス語で「国への一撃」という意味の言葉です。
日本語では「謀反(むほん)」が近いですが、あまりしっくりこないので、日本でも「クーデター」と言うのが一般的です。
クーデターの使い方
- タイでクーデターが頻発している。
- トルコでクーデター未遂が起きた。
- クーデターによる政変で軍が政権を握った。
というように使います。
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