「愚直な人」というように使われる「愚直(ぐちょく)」という言葉。
良い意味か悪い意味か判断に迷う言葉です。
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愚直の意味
愚直(ぐちょく)は「正直すぎて臨機応変に行動できないこと」という意味の言葉です。
「ばか正直」と同じ意味です。
曲がったことが許せなかったり、噓がつけなかったりして自分が損をするような人を「愚直な人」といいます。
「愚直」の反対語は「狡猾(こうかつ)」。
「愚直」は「狡猾」つまり「ずる賢いこと」の反対の意味なので基本的には良い意味です。
「愚直に行う」で「一生懸命にただひたすら行う」というような意味にもなります。
ただし、「愚(おろか)」という言葉が使われているように、場合によっては侮蔑的な意味になることもあるので、状況によって判断する必要があります。
愚直の使い方
- 愚直に基本を繰り返す。
- 彼は愚直で誠実な男だ。
- 愚直なほどに正直な人間である。
というように使います。
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