生産現場でよく使われる「歩留まり」という言葉。
「ふどまり」ではなく「ぶどまり」と読みます。
「歩留まり」はどのような意味の言葉でしょうか。
スポンサーリンク
歩留まりの意味
歩留まり(ぶどまり)は「使用原料に対する製品の出来高の割合」や「完成品の利用可能割合」という意味の言葉です。
原料100kgを投入して、そのうち70kgが製品となる場合は「歩留まり70パーセント」となります。
30パーセントは不純物などで使えない、ということです。
また、100個の工業製品の完成品のうち、製品として合格したものが70個の場合も「歩留まり70パーセント」です。
30パーセントが不良品ということです。
同様に、農作物などの収穫物のうち、食用として出荷できる割合のことも「歩留まり」と言います。
歩留まりが高ければ高いほど「無駄が少ない」ということです。
歩留まり向上は重要で、特に半導体などの製造では歩留まりが製品価格に大きな影響を与えます。
歩留まりの使い方
- 歩留まり向上のために、あらゆる努力をしている。
- 製造現場では歩留まりが重視される。
- 不良品が多く、歩留まりが低いことが問題だ。
というように使います。
スポンサーリンク