ビジネスでよく使われる「打診(だしん)」という言葉。
微妙なニュアンスのある言葉なので、誤解のないようにしっかりと意味を理解しておきましょう。
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打診の意味
打診(だしん)は「相手の意向を確かめるために前もって様子をみること」という意味の言葉です。
前もって相談したり、話を持ち掛けたりして相手の反応をみることを「打診」といいます。
「打診」はもともと医学用語で「患者の胸などを叩き、その音で診察すること」という意味の言葉でしたが、転じてビジネスでも使われるようになりました。
もともとの意味からも分かるように「打診」には「依頼」や「お願い」という意味はなく、「依頼」や「お願い」をする前の段階が「打診」です。
あくまでも「前もって様子をみる」ということです。
ただし、「依頼」や「お願い」と同じような意味で「打診」と言われることもあるので注意が必要です。
打診の使い方
- 選挙の立候補を打診されたが、断ることにした。
- 協力を打診したところ、どうやら乗り気のようである。
- 出資を打診しているが、なかなか思うようにいかないようだ。
というように使います。
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