ニーズ
「消費者のニーズに応える」といった言い回しなど、「ニーズ」は非常によく耳にする言葉ですが、その意味はなんとなく理解されていることが多いようです。
ここではニーズの意味をわかりやすく説明していきます。
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ニーズ(needs)の意味とは
ニーズは「需要」という意味の言葉です。
需要は「必要としていること」を意味する言葉で、例えば、おなかが減ったので何か食べたいなぁ、といった状態が需要のある状態です。
ニーズとウォンツの違い
ニーズと似た言葉としてウォンツ(wants)がありますが、両者には違いがあります。
ニーズが必要性を表す言葉であるのに対して「ウォンツ」は欲求を表している言葉です。
ニーズから生じた欲求が「ウォンツ」ということになります。
「おなかが減ったから何か食べたいなぁ」はニーズ(必要性)の段階で、「そうだ、行きつけのラーメン屋さんに行こう!」はラーメンを食べたい、というウォンツ(欲求)になります。
ニーズとウォンツは日常的にはそれほど区別されることはないですが、マーケティング用語としては厳密に区別されています。
ニーズの使い方
- 消費者ニーズを調査する必要がある。
- この商品は果たしてニーズがあるのだろうか。
- 消費者の潜在ニーズを引き出せる製品を開発するべきだ。
潜在ニーズ(せんざいにーず)とは消費者がまだ自分で気が付いてないニーズのことです。
この潜在ニーズを引き出すことに長けていたのが「アップル社」でアップル製品の多くは、その製品を目にして初めて「こんなのが欲しかった」と思えるものです。
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