「懸念を表明した」というようにニュースなどでよく使われる「懸念(けねん)」という言葉。
あまり良い意味ではないことはわかっても、ハッキリとした意味はわからない人も多いと思います。
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懸念の意味
懸念(けねん)は「気がかりで不安に思うこと」という意味の言葉です。
簡単に言えば「心配」という意味です。
「懸念を表明した」で「心配している気持ちを示した」という意味になります。
よくニュースで「首相が懸念を表明した」というように使われますが、これは「首相が心配している気持ちを示した」という意味になります。
「懸念」はかたい言葉なので日常会話ではまず使われません。
日常会話では普通に「心配」と言ったほうが良いでしょう。
「懸念」を漢字で見ると「懸」は「気にかける」、「念」は「思い」という意味を持っています。
2つを合わせると「気にかけている思い」、つまり「心配」という意味になります。
懸念の使い方
- 経済の先行きを懸念している。
- 豊洲市場へ移転した場合の安全性が懸念されている。
- 日本政府が懸念を表明した。
というように使います。
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