「両者はトレードオフの関係にある」というようにコメンテーターなどがよく使う「トレードオフ(trade‐off)」という言葉。
ここでは「トレードオフ」の意味について一般的な用語でわかりやすく説明します。
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トレードオフの意味
トレードオフ(trade‐off)は「両立しない関係性」という意味の言葉です。
「一方を立てると他方が立たない」という関係性のことです。
例えば「アルバイトで稼ぐ金額と自由時間の多さ」はトレードオフです。
バイトの時間を増やせばお金を多く稼ぐことができますが、その分自由時間は減ります。
逆にバイトの時間を減らせば収入も減りますが、その分自由時間は増えます。
稼ぐためにバイトの時間を増やして、なおかつ自由時間も増やすということはできません。
このような両立しない関係性のことを「トレードオフ」と言います。
「trade」は「取引」や「交換」という意味の英単語でこれに「off」がくっつくと「交換条件」や「両立しない関係性」という意味になります。
英語としては色々な意味がある「トレードオフ」ですが、日本では「両立しない関係性」という意味で理解しておけば問題ないでしょう。
トレードオフの使い方
- 品質とコストはトレードオフの関係にある。
- リスクとリターンはトレードオフだ。
- 食べた分だけ体重が増える。トレードオフである。
というように使います。
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