「老婆心ながら~」と使うことが多い「老婆心(ろうばしん)」という言葉。
なかなかインパクトのある言葉ですが、どのような意味でしょうか。
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老婆心の意味
老婆心(ろうばしん)は「必要以上に心配する気持ち」という意味の言葉です。
祖母が孫の世話を焼きたがるようなイメージで、「おせっかい」と理解するとわかりやすいです。
「老婆心ながら忠告する」で「おせっかいだとは思うが忠告する」という意味になります。
もともと「老婆心」は文字通り「年老いた女性の心」という意味の言葉でしたが、「年老いた女性」は必要以上に心配することが多いため、意味が転じて「必要以上に心配する気持ち」という意味で使われるようになりました。
注意点としては「老婆心ながら」という言い回しは目上の人には使わないということです。
「老婆心ながら」は「自分の方が相手よりも経験が豊富」というニュアンスの言い回しなので、目上の人に使うと失礼にあたります。
「老婆心」は目下の人に使うようにしましょう。
老婆心の使い方
- 老婆心ながら忠告しておくが、それはやめておいた方が良い。
- 老婆心からつい注意を促してしまった。
- 老婆心が強く、あれこれ口出ししたくなる。
というように使います。
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