「感慨深いものがある」というように使われる「感慨深い(かんがいぶかい)」という言葉。
どのような意味の言葉でしょうか。
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感慨深いの意味
「感慨深い」は「しみじみと深く感じること」という意味の言葉です。
「感慨」という言葉だけで「心に深く感じること」という意味があるので「感慨深い」はそれよりもさらに深く感じているさまを表しています。
「感慨深い」は「感動」という意味で簡単に理解しても良いと思いますが、「感動」とはちょっと異なり「色々なことに思いをはせている様子」というニュアンスが強いです。
例えば、何かを成し遂げた後にこれまでを振り返り、「感慨深いものがある」などといいます。
これは「これまであった色々なことに思いをはせて感動している」という意味です。
感慨の「慨」には「心を揺さぶる思いで一杯になる」という意味があります。
1つの思いで一杯になっているというよりも、色々な思いで一杯になっているという感じですね。
感慨深いの使い方
- これまでの人生を振り返ると、色々と感慨深いものがある。
- 祖父は昔に体験したことを感慨深そうに話してくれた。
- 彼の感慨深げな微笑みから、色々あったんだなと察することができた。
というように使います。
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