訴求の意味とは?

「消費者に訴求する広告」というように使われる「訴求(そきゅう)」という言葉。
日常会話ではあまり使われませんが、広告業界などではよく使われる言葉です。

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訴求の意味

訴求は「消費者の購買意欲に働きかけること」という意味の言葉です。

わかりやすく言えば「商品を買う人の買いたい気持ちに働きかけること」という意味です。
商品やサービスを売るために「訴求」するわけです。

人気タレントを広告に起用することなどが代表的な訴求の方法です。
自分の好きなタレントが商品を宣伝していたら欲しくなりますからね。

これが辞書に載っている「訴求」の意味ですが、この言葉は単に「訴える」というような意味で使われるケースもあります。
例えば「自らの主張を訴求する」というような使い方です。
これは「自らの主張を訴える」という意味になり、特に「購買意欲に働きかける」という意味はありません。
辞書には載っていませんが、このような意味で使われることもけっこうあるので、覚えておくと混乱しないと思います。

漢字をみると「訴えて求める」ですから、対象を「消費者の購買意欲」に限定するのは無理があるように感じます。
「自らの主張を訴えて理解を求める」ことを「自らの主張を訴求する」といっても違和感はないでしょう。

訴求の使い方

  • 若者に訴求するために、人気のタレントをCMに起用した。
  • 広告の訴求力が弱かったこともあり、売り上げが伸び悩んでいる。
  • 新しいタイプのネット広告は訴求効果が極めて高い。

というように使います。
訴求は「訴求力」や「訴求効果」という使い方もよくされるので、おさえておくと良いでしょう。

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