所感
「所感を述べる」などのように使う、ちょっとかたい印象の「所感(しょかん)」という言葉。
ビジネスシーンなどでよく使われる言葉です。
「所感」と似た言葉には「感想」があり、区別しにくいかもしれません。
そこで、この記事では「所感」の意味や使い方と、「感想」との違いについて解説していきます。
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所感の意味
所感は「心に感じたこと」という意味の言葉です。
意味としては「感想」と同じです。
「感じる所」と書いて「所感」ですので、漢字からも意味を理解しやすいと思います。
辞書には「所感」の説明に「感想」、「感想」の説明に「所感」と載っているので2つは同じ意味と捉えて大丈夫ですが、言葉の印象が異なります。
「所感」と「感想」の違いについては下記をご覧ください。
所感と感想の違い
「感想」は「心に感じたことや思ったこと」という意味の言葉です。
意味としては「所感」と同じです。
ただし、「所感」は「感想」に比べるとかたい言葉なので、友人同士など近しい関係の人に対しては「感想」を使う方が適しています。
ビジネスなどの改まった場面では「所感」、友人や家族との会話などでは「感想」を使ったほうが良いでしょう。
所感の使い方
- 研修もこれで終わりです。最後に皆さんの所感をレポートに書いて提出してください。
- それではわたくしの所感を述べさせていただきます。
- 総理大臣が今年の年頭所感をホームページに載せた。
というように使います。
「年頭所感(ねんとうしょかん)」は「年の初めに抱負や目標を述べること」という意味の言葉です。
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