留意の意味とは?

「注意」と意味も発音も似ている「留意(りゅうい)」という言葉。
「注意」と混同している人も多いかもしれません。

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留意の意味

留意は「物事を心にとどめて気を付けること」という意味の言葉です。

例えば「健康に留意する」で「健康に気を付ける」という意味になります。
これだけだと「注意」と全く同じ意味に思えますが、若干違います。
「注意」の方が意味が広いです。

例えば、「津波注意報」はあっても「津波留意報」はありませんし、「先輩に注意される」とは言っても「先輩に留意される」とは言いません。
つまり「注意」の意味の中に、「留意」の意味が含まれているということです。
辞書によっては「留意」の説明に「注意」と書かれています。

したがって、「留意」を「注意」と言い換えても同じ意味になりますが、その逆では意味が通らないこともあるので注意が必要です。

ただ、同じ意味とは言っても「注意」の方が「留意」よりも強い表現である印象を受けます。
前述のように辞書によっては「留意」の説明に「注意」と書かれているので、同じ意味と捉えてもよさそうですが、若干のニュアンスの違いには留意しておいた方がよいかもしれません。

留意の使い方

  • 特殊な事例であることに留意が必要である。
  • 僕は長生きをしたいので、健康にはできる限り留意している。
  • 留意すべき点をおろそかにしたため、失敗してしまった。

というように使います。

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