シック
シックはフランス語では「chic」、英語では「sick」と表記され、それぞれに別の意味を持っています。
カタカナではどちらも「シック」なので混乱しやすいです。
この記事ではシックのそれぞれの意味について解説していきます。
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シックの意味
フランス語のシック(chic)は「上品で落ち着いているさま」という意味の言葉です。
こちらは良い意味で使われており、「シックな服装」といった場合は「上品で落ち着いており、洗練された服装」というような意味になります。
「派手さはないが、シンプルであか抜けた服装」ということですね。
一方、英語のシック(sick)は「病気であること」を意味する言葉です。
代表的な言葉としては「ホームシック(homesick)」があります。
ホームシックとは「故郷や家庭を懐かしく思い、それらを異常に恋しがる病的状態」のことです。
フランス語のシックと英語のシックを混同してしまうと、「シックな服装」という褒め言葉を「病的な服装」と解釈してしまうことにもなるので、それぞれの意味はしっかりと理解しておいた方が良いでしょう。
シックの使い方
<フランス語のシック>
- 洋服をシックに着こなす人は、本当にオシャレだと思う。
- 僕の部屋は黒を基調としたシックな色合いでまとめている。
<英語のシック>
- 留学して1ヶ月、強烈なホームシックにかかっている。
- 新築の戸建てに入居したところ、シックハウス症候群にかかってしまった。
というように使います。
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