はんなりの意味とは?

「はんなり」は京都で使われている言葉で、とても良い雰囲気の言葉です。
個人的には全国的に使われてほしい言葉ですが、やはり京都が一番似合いそうですね。
ここでは「はんなり」という言葉の意味について解説します。

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はんなりの意味

はんなりは「明るく上品ではなやかなさま」という意味の言葉です。
「はんなりした人」や「はんなりとした味」というように使います。
「と」は付けても付けなくても使えます。

語源についてはいくつかの説がありますが、「華あり(はなあり)」が変化して「はんなり」になったという説が有力です。
「華(はな)」は「はなやか」や「あでやか」という意味を持っている言葉なので、「華あり」は意味的にも「はんなり」の元になった言葉としてしっくりきます。

ちなみに「華」は「花」という漢字の元になった漢字で、このように、ある漢字の元になった漢字のことを「本字(ほんじ)」といいます。
「華あり」が「はんなり」の語源であることや、「華」が「花」の本字であると知っていたりすると、舞妓(まいこ)さんにモテるかもしれませんね。

はんなりの使い方

  • 京都で出会った舞妓さんは、はんなりとした笑顔がとても素敵な人だった。
  • 行きつけの喫茶店は、はんなりした味のお汁粉が美味しいお店である。
  • 京都出身の友人は、はんなりとした口調が印象的で、一緒にいるとホッとする。

というように使います。

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