喘ぐの意味とは?類語も解説

喘ぐ

ちょっと読みにくい「喘ぐ」という言葉。
「あえぐ」と読みます。

「喘ぐ」は、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「喘ぐ」の意味や使い方について、わかりやすく解説していきます。

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喘ぐの意味とは

喘ぐには2つの意味があります。

1つは「苦しそうに息をする」「息を切らす」という意味。
もう1つが「プレッシャーや貧困に苦しみ悩む」という意味です。

「喘」は音読みで「ぜん」と読み、喘息(ぜんそく)のぜんなので、喘息で苦しんでいる状態の息づかいを思い浮かべると意味も理解しやすいと思います。
この意味を比喩的に用いて「プレッシャーや貧困に苦しみ悩む」という意味も生まれたようです。

ちなみに音読み(おんよみ)とは、基本的には聞いただけでは意味がわからない読み方で、聞いただけでわかる読み方が訓読み(くんよみ)です。
この場合では「ぜん」と言われても意味がわかりませんが、「あえぐ」と言われればわかります。

喘ぐの類語

喘ぐの類語には次のような言葉があります。

  • 息切れ(いきぎれ):呼吸がせわしなくなって苦しいこと。
  • 悶える(もだえる):苦しさのあまり身をよじること。
  • 息も絶え絶え(いきもたえだえ):今にも呼吸が止まりそうなさま。
  • 苦悶(くもん):苦しみ悶えること。

喘ぐの使い方

  • 長い階段を喘ぎながら登る。(息を切らすの意味)
  • 重病の患者がベッドで喘いでいる。(苦しそうに息をするの意味)
  • 株価の大暴落で、世界中が不況に喘ぐことになりそうだ。(不況に苦しみ悩むの意味)

また、「喘ぎ声(あえぎごえ)」という言葉もあり、こちらは「苦しそうな声」のほかにも「セックスの時に漏れ出る苦しみとも快楽ともつかない声」という色っぽい意味があります。

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