「捏造」はよく使われますが、少し読みにくい言葉です。
「捏造」の読み方には2通りあり、混乱しやすいので、意味に加えて読み方も解説していきます。
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捏造の意味と読み方
捏造は「ありもしないことを事実であるかのようにつくり上げること」という意味の言葉です。
一言でいえば「でっちあげ」という意味ですね。
「捏造」は正式には「でつぞう」と読みます。
よく聞く読み方の「ねつぞう」は慣用読みで、こちらも間違いではありません。
「慣用読み(かんようよみ)」とは「正式な読み方ではないが、一般的によく用いられている読み方」のことです。
ちなみに「でっちあげ」という言葉は、捏造の正式な読みである「でつぞう」が語源になっています。
「捏造」の正式な読み方が「でつぞう」であると知っている人は少ないと思われるので、会話で使う場合は「ねつぞう」と言った方が通じやすいでしょう。
また、「捏造」と似た意味の言葉に「偽造(ぎぞう)」という言葉がありますが、こちらは「偽物をつくること」という意味の言葉です。
「捏造」が「ありもしないものをつくる」という意味であるのに対して、「偽造」は「実際にあるものに似せてつくる」という意味です。
捏造の使い方
- 貴重な発見が、実は捏造だったと知り、愕然とした。
- 警察官が証拠品を捏造してしまった。
- ドキュメント番組が捏造だったようで、大きな問題になっている。
というように使います。
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