ニヒルの意味とは?

「ニヒルな男」というように使われるニヒルという言葉。
簡単な意味の言葉ですが、日本で使われる場合は海外で使われる場合とニュアンスが異なることもあるので注意が必要です。

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ニヒル(nihil)の意味

ニヒル(nihil)はラテン語で、「虚無的(きょむてき)」という意味の言葉です。
虚無は「何もなく、むなしいこと」「全てのものに価値を認めないこと」という意味の言葉で、あまり良い意味の言葉ではありません。
「ニヒルな男」は本来は「冷淡な男」というような意味になります。

しかし、日本ではニヒルは「かっこいい」というニュアンスでも使われており、本来の意味とは少し異なります。
日本で「ニヒルな男」というと「ちょっと陰のある二枚目の男」というような意味になることも多いです。

海外でニヒルだと言われたら態度を改めるべきでしょうし、日本でニヒルだと言われたら、場合によっては喜んでも良いと思います。

ニヒルの使い方

<虚無的という意味>

  • 明るかった友人が人が変わったようにニヒルな男になってしまった。
  • ニヒルだと思っていた彼が、話してみたらとても温かい人で驚いた。

<陰があってかっこいいという意味>

  • くわえ煙草とニヒルな笑みがトレードマークの二枚目俳優。
  • 彼は甘いマスクとニヒルな口調で女性に大人気である。

というように使います。

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